天の御座とその栄光を捨てて、
極めて低いところの馬小屋に、
私たちのそばに来られたイエスさま。
痛み、 苦しみ、涙なくては歩けない
世の道を、 静かに、 寂しく 孤独に、
歩まれた救い主なるイエスさまは、
この世になくてはならない大切なお方。
歓迎される場所も用意されず、
動物の匂いが漂う馬小屋の一角に
寝かされたイムマヌエルの神さま。
その日の出来事に
天使たちは賛美を歌い、
輝く星たちは 東方の博士を導き、
羊の群れを守る羊飼いに
大きな喜びをお与えになった主。
天から始まった神の愛は、
何千年ものの壁を越えて
ベツレヘムに実現され、
人間を救う働きの始まりでした。
それは、
私の痛みを共にするために
私の悲しみを背負うために
私の死さえも共にするために
最も低い者として来られた神さま、
あなたはまことに、
いと高き栄光の神さまでおられます。
愛するとは何か、惜しみない愛情で、
人間の弱さに共に立たなければ
ならなかったその姿、その足跡、主は
33年の時をこの地で過ごされました。
まことの愛は死よりも強く、
苦難に満ちたゴルゴダの丘を歩かれた
我が主。
死ななければ生かせないために、
死なないと救えないために、
私たちの身代わりなられた主の声が
今もこの胸を高鳴します。
神よ、彼らを赦し給え。
彼らは、
自分が何をしているか分からないのです。
今日も主の愛の物語を
この胸に抱きしめ歩ませてください。
輝く星のように、
主にある救いを得た人々が
この世界に満ちるように祈ります。
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